銀歯はなぜ悪いのか??
2022年04月23日
虫歯の治療したことがある人は、大体の方が銀歯を入れた経験があると思います。
実はこれカラダにとって悪い材料なんです。
なぜ悪いのか?
①銀が口腔内の硫黄によって錆びる。例えば、温泉に指輪を持っていくと銀の指輪などは黒くなったりなんて言うと思います。
②食べ物や虫歯菌が出す酸によって銀歯が溶けてしまう。金属は溶けると治らず、セメントが壊れてしまったりで虫歯が再発してしまいます。
③銀歯の性質(熱膨張係数)上、温度の変化で金属が変形する。熱いものを飲んだ後、冷たいものを飲んだりしたときに、歯は変形せず金属だけ膨らみ、セメントが壊れて、そこから虫歯になってしまいます。
歯は一生のうち、7~13回くらいしか再治療できないと言われたりしており、大体5年くらいで銀歯の下に虫歯ができてきます。ただ、実際虫歯ができても銀歯が外れることがないため、気づかないことが多いです。レントゲンに写ってくるくらいになるとかなり進行してしまっている状態です。(⇨この段階で、来院される患者さんが多いです)
神経を取るような治療した場合、15~18年くらいで抜歯に至るというデータもあります。
このことから、最初に神経をとる治療のタイミングをなるべき遅らせれるかが、歯の寿命をもたせるポイントになります。
抜歯になれば、ブリッジや入れ歯やインプラントをせざるを得なくなります。この方がよほど期間もコストもかかります。
今は、セラミックやジルコニアなど汚れもつきにくく精度や安定性の高い材料を歯に用いることができます。
銀歯が入っている方はお早めにご相談にいらして下さいね。
この記事を書いたのは、副院長 森本泰介です。
大阪府河内長野市の、ここに来れば「なんとかしてくれる」「こうしたい」を叶えてくれる、歯医者さんです。
森本歯科医院
〒586-0025 大阪府河内長野市昭栄町8-5
TEL:0721-56-0028
FAX:0721-52-4990
平日⇨9:00~12:40 14:40~18:30
*土曜日午後(14:00~16:00)
休診日:木曜・日曜・祝日
祝日のある週は、木曜日を診療日としております。
院内勉強会などで臨時休診させて頂く場合がございますので、予めご了承ください。
南海高野線・近鉄長野線の河内長野駅からバスで5分
河内長野市立市民交流センター近く
駐車場完備(5台)