南カリフォルニア大学歯学部(USC)ジャパンプログラム第二回講義
2012年05月14日
南カリフォルニア大学歯学部(USC)ジャパンプログラム第二回講義が開催されました。
2012年5月12日ー13日 9:00amー5:00pm
「インプラント補綴における上部構造の選択肢」
「歯科におけるCAD/CAM臨床応用の現在」
「ガイドサージェリーを用いた新しいコンセプトにおけるインプラント治療」
「イミディエイト・ローディングとフォトファンクショナライズド・インプラント」
「インプラント診断ソフトを用いたハンズ・オン・コース」
USCインストラクター/Baldwin Marchack,DDS
Japanインストラクター/Takatsuna Nakamura,DDS、Senichi Suzuki,DDS
第1日目の講義はUSC補綴臨床教授のボールドウィン・マーチャック先生で「審美歯科におけるマテリアル選択基準」と「審美領域におけるインプラント上部構造」についての講演がありました。
先生の多くの症例写真をもとに、アメリカ審美歯科の最新治療について紹介して頂き、講演の途中にQ&Aで受講生を参加させるなどの工夫をこらした、大変興味深い内容でした。
ついで中村社綱先生(九州大学歯学研究科臨床教授)の講義では30年以上のキャリアを積んできてもやはり難しさが無くなることはないので学び続けているとの貴重な講演が聞けました。オールオン4を初めて日本に導入した経緯やガイデッドサージェリーでの設計の重要性などについてのレクチャーがありました。
引き続き、鈴木仙一先生(日本大学臨床教授、南カリフォルニア大学客員臨床教授)の講義では世界的なインプラント事情や骨支持型のガイデッドサージェリーについての講演があった。中でもオールオン4施術直後から、うつの患者さんが急速に元気を取り戻したり段位を落としていたプロ棋士が段位を回復したりという話を聞いて咬めることの脳への好影響を再確認しました。